株式会社ムトウユニパック 封筒工場見学

東京包装高等専門校 封筒工場見学
㈱ムトウユニパック 栃木工場


去る3月15日(木)栃木県にある株式会社ムトウユニパック・栃木工場に於いて、封筒の製造工程や印刷現場、倉庫の工場見学をし、その後①封筒について②手提げ袋についての勉強会が行われ、受講生10名、引率2名の計12名が参加した。

栃木工場に到着したのち、山口工場長よりおおまかな一日のスケジュールの説明があり、3班に分かれて工場見学が始まった。

初めに、入り口から一番近い倉庫でトラックから運ばれてきた原反のストック置場を見学した。
高さは4~5メートル程あるかというところに原反が横積みされていた。
何段にも積まれた原反は重さ何トンにもなるが、その下にローラーが付いた台を置いているため人の手で動かすことができ、奥にあるものもすぐに取りだせるよう効率化されていた。
次に製造場所へと移動し、原反をカットし封筒を製造する機械を見学した。
そこでは原反を機械にセットする事で、カット・糊付け・折り曲げ等が自動で行われ、私達が良く知る封筒の形が、すごい速さで出来上がっていた。
その横では、フラップに糊加工する工程があり、①アドヘア、②ホットメルト、③両面テープとⅢ種類の加工方法で製造していた。
強度としては①→③の順に強くなるとの事であった。
最後に、印刷課では環境づくりが徹底されており、湿度が約40%以下になると自動で霧吹きが行われる等常に最適な温度・湿度で印刷する事ができる様になっていた。

工場見学を終えて管理棟に戻り、封筒と手提げ袋に関しての講義を受講した。
包材関係の仕事についている者として、すぐにでも実践に役立てられる、とても濃厚な内容だった。
しっかりと身に付けて今後の業務に活かしていける様、頑張りたいと思った。

最後に、今回工場見学をさせて頂いた㈱ムトウユニパックの皆様、工場見学を開催して頂いた東京包装高等専門校の関係者の皆様にこの場をお借りして改めて感謝の意を述べさせて頂きます。

(第23期生・イオス(株) 佐藤隆行)


2018年03月15日