第46回通常総会

平成29年度第46回通常総会が、去る5月25日(金)午後5時より、上野精養軒「桜の間」に於いて
来賓、賛助会員、組合員多数の出席を得て開催された。


平成29年度事業報告及び収支報告、平成30年度事業計画案及び予算案等の議案について審議が行われ、全て原案通り承認された。

定刻、午後5時となり北見総務部長の司会のもと、金井副理事長より第46回通常総会の開会が宣された。
まず草薙理事長が、次の通り式辞を述べた。
「皆様、本日は五・十日の金曜日という忙しい時にも関わらず、ご出席賜りましてありがとうございます。
46期を無事に終え、本日皆様へ報告が出来ます。46期は90社でスタートをしましたが2社が退会、1社が入会され47期は89社となります。
46期目は組合にとって嬉しい事がありました。
3年連続で開校をしておりました東京包装高等専門校に参加したいとの思いで組合に入会して頂いた会社がありました。本日お越し頂いております賛助会員様の工場を見学させて頂いたり、皆様にご尽力を頂いた賜物で過去に例の無い入会に至ったのではないかと思っております。
もう一つ、こちらは少し厳しい報告となりますが、三井住友海上火災保険㈱より、組合の保険募集人が現状の1人から、必ず2人体制にしなさいとの指導を受け、47期より1人増員する事と致しました。皆様には引き続き保険加入を宜しくお願い致します。」


司会の北見総務部長より出席状況報告(組合員総数89社、本人出席29社・委任状出席43社・書面出席8社で総会成立)があり、草薙理事長が議長として選任され議案審議に移った。


議案審議結果は以下の通り。
第一号議案 平成29年度事業報告書承認の件(御母衣専務理事)
 ◎満場一致で原案通り承認。
第二号議案 平成29年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書承認の件(川村会計部長)
 ◎満場一致で原案通り承認。
第三号議案 平成29年度剰余金処分案決定の件(川村会計部長)
 ◎満場一致で原案通り承認。 
 監査報告について、浅沼監事より監査の結果、内容に相違ない事を確認したと報告があった。
第四号議案 平成30年度における事業計画の件(御母衣専務理事)
 ◎満場一致で原案通り承認。
第五号議案 平成30年度収支予算並びに賦課金の徴収方法決定の件(川村会計部長) 
 補足として草薙理事長より、保険募集人を増員したので、前年度より保険手数料収入予算を増額している事、東京包装高等専門校開校がまだ未定な為、収支のバランスを同額で見ている事、法人税は収益に関わらず均等割分は納付が決定しているので、その分を計上した事が報告された。
 ◎満場一致で原案通り承認。
第六号議案 平成30年度における借入金残高の最高限度決定の件(首代副理事長)
 ◎満場一致で原案通り承認。(借入せず)
第七号議案 役員報酬決定の件(首代副理事長)
 ◎満場一致で原案通り承認。(報酬なし)


以上で全ての議案・審議を終了し、草薙理事長が議長を降りた。

続いて東京都中小企業団体中央会・総務課主査の竹田憲明様より祝辞を頂戴し、閉会の辞を関口副理事長が行い、第46回通常総会を無事終了した。

東京都中小企業団体中央会 総務課主査 竹田憲明様 祝辞


皆様におかれましては日頃より本会事業にご支援・ご協力賜りありがとうございます。
本日は第46回通常総会の議案が全て滞りなく終了しました事お慶び申し上げます。
我が国を取り巻く景況は緩やかなペースでの回復が進む一方、投資や消費に力強さを欠き人手不足に伴う人件費アップ等によるコスト増により中小企業小規模事業者は依然として景気の回復の実感が得られない状況が続いております。この様な状況の中で中小企業小規模事業者が成長・発展して行くには個々の自助努力に加え、互いの経営資源を互換しあい協同の力で経営課題に取り組む中小企業組合の役割が重要になっております。
草薙理事長のもと、さらに団結を強固にされ組合に英知を結集して組織の力でこの難局を乗り越えて頂きたいと存じます。

去年8月30日、組合知名度アップや組合産品の販路拡大を図る為に東京都の支援を受け、東京国際フォーラムで都内の組合53組合、全国の組合では北は宮城県・南は沖縄県まで27府県から35組合、計88組合が集まり「組合まつり in TOKYO」を開催致しました。
当日は2500人の方にご来場頂き成功裏に終わる事が出来ました。好評につき今年度も来年の1月30、31日の2日間で開催する予定で進めております。是非組合で出店して頂くと共に、ご来場頂きますよう宜しくお願い申し上げます。
今年度は事業承継税制に大きな改正がございました。詳しくは7月18日に組合・役職員を対象に事業承継セミナーを開催致しますので、是非ご出席頂きたいと思います。また、組合で組合員に事業承継税制に対する勉強会を開催する場合は、本会の団体向け小規模事業者持続課支援事業のご活用をご検討頂ければ幸いです。

また、東京都中小企業振興公社ではオリンピックを継起とする民間の発注調達情報を一元的に集約した情報ポータルサイトで、中小企業の受注機会の拡大を図る「ビジネスチャンスナビ2020」の稼働を開始致しました。
現在ユーザー登録を受け付けている所でございますが、この度ビジネスチャンスナビがオリンピック・パラリンピック競技大会組織委員の入札に活用される事となりました。その他にも民間企業や官公庁とのマッチングにも多用する等、サイトを通じた受発注取り引きは幅広く展開される事となっております。各種入札手続きには原則として「ビジネスチャンスナビ2020」への事前登録が必要となります。ビジネスチャンス獲得へ向け、是非この機会にユーザー登録をしてみては如何でしょうか。はなはだ微力ではございますが、中央会では今後とも組合運営の支援をさせて頂く所存ですのでご活用下さい。


結びにあたり東京包装材料商業協同組合様の益々のご発展と組合員のご隆盛、ご臨席の皆様のご健康とご多幸を心から祈念致しまして、お祝いの言葉とさせて頂きます。
本日は誠におめでとうございました。


2018年05月25日